雨が降る、あるいは天気がどんよりしてくるとなんだか体調が優れなくなる。そんな経験はありませんか?
実はそれ「天気痛」かもしれません。
天気が悪いと調子が悪い?それは「天気痛」かもしれない
すぎちゃんも実は頭痛持ちで、低気圧が近づいてきたり、雨が降る前によく痛みが出てきます。
あれって本当につらいんですよね。
なぜなら、外傷と違って頭の中は他人から見えないじゃないですか、だから人に辛さが伝わらないのが一番つらいですね。
すぎちゃんの場合、軽い痛みが頻繁にあって、たまに重いのがきます。
軽いっていっても痛いのは痛いですけどね。でも、昔と違って、最近は天気痛への認知も進んできました。
すぎちゃんも自分なりに天気痛とうまく付き合っていくために、少し書籍を読んだり、整形外科に行ってみたり整体でマッサージしてもらったり…色々やっててもやはりいまいち良くなりません。
天気痛の本当の怖さは、痛みもそうですが、やはり本人にしかその痛みがわからないので人に理解されにくいことだと思います。
また、痛いのが頭なので不安にもなりますよね。
こうして一人で悩んで。不安にもなるし精神的に追い詰められていくことが一番つらいところです。
日本でいま天気痛を感じている人は1000万人以上とも言われています。
人によって大小様々なんですが、社会的にもっと認知されて、会社でも特別休暇認めてくれるぐらいになってほしいものです。
天気痛はなぜ起こるのか
なぜ、天気が悪くなると身体に不調をきたすのか?人間の身体にはホメオスタシス(恒常性)を保つ機能が備わっています。
人間がストレスを感じる外的要因は沢山あります。ストレスというと心理的要因が思い浮かびますが、気温や気圧といった環境変化もそのひとつです。
人間はそのストレスに対して反応する、つまり押し返す力があります。
天気の場合、気圧や気温が下がるとその変化に対応するため、交感神経の興奮を引き起こし、その結果として血管の収縮や血行の悪化などを起こします。
慢性的な痛みや古傷がある場合、それがより顕著に現れるのが天気痛の正体です。
天気痛のときは
天気痛がもたらす症状は主に頭痛や肩こりなどが中心です。すぎちゃんの場合、そんなときはまず、おくすりを飲んでいます。
これはあくまでも痛みをピークカットするためであって根本的に治すものではない、というのはもはや経験済みですよね。
それでも仕事したり、家事をしたりしなきゃいけないから飲むのであって。
僕はいろんなおくすりをたまに種類を変えたりして飲んでいます。
胃を痛めないように胃の粘膜を保護するおくすりと一緒に飲むようにしています。
(おくすりを飲むときは、医師が処方するものや、薬剤師の説明を受けたものを、適切に摂取しましょう。)
天気痛の予防に効果的な○○
色々調べてみると、やはり天気痛を引き起こす慢性的な痛みを治す、あるいは抑えていくことが根本的な治療法になりそうです。
どうしても血行が悪くなるのであればストレッチを継続するしかありません。
自分はなかなか続けられないので天気痛も良くなりませんが、天気が良く、特に痛みを感じない時でも、ストレッチを続けてやることがひとつの治療法です。
ストレッチで予防
気軽にストレッチをしていくのにおすすめのアイテムは硬式のテニスボールです。
仰向けになって、これでゴリゴリと頭の付け根を押すんです。これほんといいです。お風呂上がりに毎日やってみてください。僕も続けてられています。
それから、オレンジキャップのペットボトルに火傷しない程度に熱いお湯をいれて、首元を温めます。いわゆるペットボトル温灸。これも本当に血行がよくなります。
こうして、首から肩甲骨にかけての筋肉の可動域を広げることで、慢性的な肩凝り、そして頭痛を軽減しておくと、いざ天気が悪くなっても天気痛が出にくい身体になっていくようです。
筋トレで予防
あと、意外なようですが筋トレが大切です。
筋肉が熱を生み出すので、冷え性対策や血行の悪化を予防します。そのためにはタンパク質を摂取することですね。
書いてたら肩が凝ってきたので、いったんここらへんで。
最後に、天気痛について書かれている本を紹介します。佐藤純先生は天気痛ドクターと言われている、天気痛の第一人者です!