すぎちゃんは嗜む程度に釣りをやります。
近場でせっかく魚が釣れる環境があるのに、行かない手はない。でも釣れたらなんでもいいので、絶対ルアーじゃなきゃ嫌だ!とか、ルアーでも種類がありすぎますし、そこまでの探究心があるわけではなく、まあ釣れたら何でもいいのです。
魚が好きなので、釣りはあくまでも魚を食べる手段!とゆうことで、初めて釣りしたよー!とか、こどもが釣ったけど食べ方がわからーん!とゆうお父さんお母さん。魚釣れた後、途方に暮れずに済むように、魚の処理の仕方を書いてみます。
あ、ちなみに釣りが嫌いなわけではなく、好きですよ、もちろん!ルアーもエサ釣りもやりますし、何釣りが好きか?て聞かれると即答でキス釣りと答えますが、まあなんでもやりますよ。ジギング以外は。
さて、昨日、魚が釣れたのでアップします。52cmのセイゴです。釣り人がみんな「シーバス」と呼ぶ魚で、もう少し大きくなると高級魚「スズキ」と呼ばれる出世魚なのです。
いやあ、よく引きました。ナイトサーフ(夜の砂浜)でGLOW(夜光)のルアーを使い、スローリトリーブ(ゆっくりと巻くだけ)でコンコン・・からのガツン!!ときてくれました。
久しぶりのシーバスだったので嬉しかったですね。
釣りのネタ自体は今度また書くとして、今日はこの釣り上げたセイゴを例として、釣った魚を家庭で食べるまでを簡単に紹介します。
さて、自分で釣り上げた魚はいつまで食べられるのか?明確な答えはインターネット上に委ねるとして、すぎちゃんは大体、釣り上げたその日はウロコと内臓を取って、キッチンペーパーを体内に詰め込んで、まわりをキッチンペーパーでぐるぐる巻きにしておいて一晩寝かせます。
ウロコ取りがあると処理がとても楽です。特に鯛やこのスズキのようにウロコの硬い魚を包丁で無理に取ろうとすると怪我のもとになります。
自宅で処理をするときはウロコ取りがあると安全に行うことができます。
次の日にキッチンペーパーを取り除いて、皮や内臓をもう一度流水で洗ったあと、きれいに拭き取って三枚おろしにしています。
いつもすぎちゃんが参考にしているこちらの動画でわかりやすく三枚下ろしのやり方を紹介されています。
頭を落とし、血合いをきれいにした後、三枚に下ろすときは腹→背→背→腹の順に下ろしていくことがポイントです。腹骨をとるときは動画でも逆さ包丁にしていますが、このほうが身と骨が離れやすく、やりやすいです。
このシリーズの動画、本当にわかりやすいです!音楽も好き!
ちなみに、血抜きは現場でエラ切ってしてますが、真鯛やセイゴ、スズキみたいに、元々血が少ない魚は持って帰ってから抜くことも多いです。流水で魚や処理した包丁、まな板をきれいに洗うことが食中毒の予防になります。
特に、魚を流水で洗うことによって、皮に付着した細菌を流しますので、食中毒を防止するためには魚を絶対に洗うこと、刺身にする場合、魚を処理するまな板と、処理後に刺身にするまな板は変えるほうがいいと思います。
出刃包丁は食洗機対応のものだと衛生的だし、洗うのも簡単です。包丁のサイズは大きいほうがやりやすいですが、家庭用なら150mm程度あれば何とかなります。ただ、頭を落とすのが大変かもしれません。
大体、食べる目安はこんな感じです。
当日〜2日後 刺身やあらい
3日〜4日後 焼き魚や唐揚げ
釣ったその日より、1晩から2晩寝かせるほうが魚の旨みが出て美味しく食べられます。
さて、この釣り上げたセイゴは唐揚げにしてみました!
まずは下ごしらえで、セイゴの切り身に塩胡椒をふり、酒と醤油をボールにぐるりと一周くらい、しょうがとニンニクを適量入れて、袋の中で揉みます。20分放置して、片栗粉をつけた後、180度の油で狐色になるまで揚げます。
ちなみに、セイゴは身が柔らかくて、唐揚げにはとても相性のいい魚です。ぜひ釣れたら一度ご賞味あれ。すいません、肝心の完成写真は撮り忘れ。
釣った魚は下処理をして流水で洗った後、キッチンペーパーできれいに拭き取って寝かす。これをやれば美味しく食べられますよ(^^)