なんだか肩甲骨のあたりが痛い・・・。僕はデスクワークのせいか、姿勢が悪く、慢性的に肩こりや背中、首のあたりにかけてのコリに悩まされています。
コリのせいか、大きく息を吸うだけで痛いこともある〜
肩甲骨って、自分ではなかなかもみほぐすこともできません。マッサージ機でもあれば、あるいは毎日もみほぐしてくれる人でもいたら話は別ですが、そう都合よくマッサージしてくれる人もなかなかいないですよね。かといって整体ばかり行くわけにもいかない・・ということは「自分で」コリをなんとかするっきゃない!と考えている人は多いはずです。
色々調べていたら、「肩甲骨はがし」という言葉に行き着きました。・・・なにそれ?!めっちゃ効きそうな言葉。聞いたことはあるけれどいまいち、何をするのかわからない・・。肩甲骨周りの筋肉を普段使わないからガチガチにコリ硬まってしまうようですね。
ちなみに僕も整体には行きましたが、整体でやる肩甲骨はがしって、肩甲骨の下に指を入れて周辺の筋肉をほぐすイメージです。肩甲骨周りの筋肉がほぐれると血流が良くなり、確かにコリの解消に繋がります。また、猫背が改善します。
でも、そんなしょっちゅう整体ばかり行ってられないんです。(時間的にも)だから自分で肩甲骨はがしをしたい、そんな方へおすすめの方法を紹介します。
自分で“肩甲骨はがし”ができて、コリが解消できたらいいですよね
つらい肩や首の痛み、その原因は?
現代人に多いのはPCやスマホを見るときの姿勢の悪さや目の疲れによって首や肩のコリ症状が出てきます。
特に、仰向けの状態で寝ながらスマホをいじっていたりしませんか?
こんな姿勢、よくやっていませんか?とても首〜肩甲骨にかけての筋肉に負担を与えています。若いうちは大丈夫なんですが、歳を重ねるとこの姿勢がガチガチの肩甲骨へと変えてしまいます。
僕は最初は腱鞘炎のような症状が始まりました。なんだかいつもよりスマホが重い・・と感じました。
腕の痛みがやがて首、肩、肩甲骨と伝搬していきました。
絶対にこんな姿勢でスマホを長時間いじってはいけないですよ!今なんともない人でも、きっと後悔します。
自分で寝ながらできる肩甲骨はがし
肩甲骨はがしと言っても、肩甲骨に手が届かないのでなかなかもみほぐすことが難しいと思います。
繰り返しになりますが、自分で寝ながらできたら言うことありません。
ここで紹介する方法はデスクワークのせいで慢性肩こりの僕が、お風呂あがりに毎晩お世話になっている方法です。
肩甲骨周りのこりのせいで毎日のように背中の痛み、頭痛がありましたが、おかげで最近、とても調子が良くなりました。姿勢もよくなりました。
実践している方法は次の3つです。
1 テニスボールを使う方法
2 ストレッチハーツを使う方法
3 ゴムチューブを使う方法
の3つです。ひとつずつ、効果や感想をまとめていきます。
①テニスボールでほぐす
テニスボールの硬さはマッサージ強度がちょうど良くて、専門家の方々が薦めている記事も見受けられます。
ピンポイントで指圧されている感じになるため、コリに直接効きます。ガチガチになった筋肉の奥のしつこいコリに直接効く感じがします。
テニスボールは硬式のボールを2つご用意してください。
2つのテニスボールをテープでグルグルに巻くか、靴下の中にテニスボールを2つ入れるかして、2つのボールが離れないようにしてください。
このとき、絶対に無理に力を加えないこと。これがポイントです。テニスボールの硬さに対して、自重で十分ほぐれます。
2つ連結したテニスボールを用意したら、次の動作を試してみてください。
①首元に当てたまま仰向けになる→ゆっくりと右、左と顔を動かす。(これが首に効きます。)
②仰向けのまま、ややボールの位置を下にずらし、背中をローラーでころころするようにテニスボールを背中に当てて転がします。(肩甲骨、背中の痛みに効きます。)
③うつ伏せになり、脇の下にボールを挟み、転がします。(肩甲骨に効きます。)
この動作をゆっくり、痛くない程度に繰り返します。すぐに固まった筋肉がほぐれていき、血流が良くなります。終わったあと、立ってみてください。首筋から背中にかけて血流が通っていることを感じることができると思います。
②ストレッチハーツでほぐす
次に、ストレッチハーツという道具を使って肩甲骨はがしを行う方法です。これも背中に本当に効きます。
広告塔は保阪尚希さんです。
最初は少し痛いかもしれませんが、本当にこっている人にとってはどこをやっても気持ちいいと思います。上下の向きだけ間違えなければ。一番簡単なのは、仰向けに寝て、左右の肩甲骨にあてるようにして背泳ぎをすることです。ポキポキと音が鳴って肩の可動域が狭いことに気づきますが、だんだんと動くようになってきます。ほぐれてくる感じが分かりやすいです。色んなストレッチの方法があるため、解説用のDVDもついています。ありがたいのは、気持ちいいところにとにかく当てるだけ。座りながらでもいいし、仰向けでも。個人的には背中のコリがひどいので仰向けが気持ちよかったです。
③ゴムチューブでほぐす
最後に、ゴムチューブです。トレーニングチューブともいいます。伸縮性のあるゴムは負荷を調整できるため、無理なく背中の筋肉を伸ばすことができます。それだけでなく、肩甲骨付近を動かすことを意識することで、伸ばすだけでなく、負荷を与えることによって筋肉を鍛えることもできます。
両手を上にしてゴムを伸ばした状態で身体を左右に揺らすだけで、脇下の筋肉が伸びますし、肩甲骨に本当に効きます。
肩甲骨はがしで姿勢改善
いずれの方法でもOKですが、このように肩甲骨周りのガチガチにコリ固まった筋肉をほぐす作業・・いわゆる肩甲骨はがしですが、手が届かない背中でも、こういった小道具を使うことで自分でも簡単にできるというところがポイントです。
肩甲骨はがしを行うと猫背が改善され、背筋がピンとなることで姿勢がよくなります。あわせて背中も鍛えておきたいですね。背中が美しくなると身体が本当に軽くなります。背中が丸まっているとお腹がぽっこり出てきてしまいます。
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みなさんも毎日の日課に肩甲骨はがしを取り入れて、ぜひ美しく、軽い身体へと変えていきましょう!