こんにちは、釣りスギ★チャンネル★のすぎちゃんです!海の資源が豊かな三重県で生まれ育ち、三重の海をこよなく愛するアングラー(釣人)です。
「釣りをやってみたいけど何を準備したらいいかわからない」
「陸からの釣りはしたことあるけど船釣は初めて」
こういった(船)釣り初心者の方に背中を押せるような記事を心がけて行きたいと思います!
この記事はこんな人にオススメ!
・何回か釣りはしたことあるけど鯛は釣ったことないよ〜。
(釣ってみたい!)
・タイラバに誘われたけど何を準備したらいいの?
・初めて船に乗るけど大丈夫?
今回の記事では、自身の体験も含めて、初めての方向けにタイラバついて解説していきます。これから鯛を釣ってみたいと考えている方の参考になればいいなと思います。
タイラバとは?
タイラバは、鯛を釣るためのルアー(疑似餌)とそのルアーを使った釣り方のことを言います。
友達から「いっぺんタイラバ行かへん?」って誘われたら、船に乗って鯛をルアーで釣る釣りをするものだと思ってください。
ルアーは、鉛やTG(タングステン)でできたヘッドと呼ばれる玉、ハリスと呼ばれる針、スカート、ネクタイの各パーツが組み合わさって構成されています。最近はスカートを使わずにネクタイだけっていうのも多いですね。
ヘッドには重さが書いてあります。一番軽いので45g程度、重いのだと250g程度まであります。近海でのタイラバであれば、60g〜180g程度まで揃えておけばいいかなと思います。
なお、TGは鉛に比べて比重が約1.7倍大きいため、同じ重さでも鉛よりそのシルエットを小さく見せることができます。
シルエットが小さいメリットは底取りがしやすいこと。水の抵抗が小さく、沈むスピードが早いということです。これはタイラバやジギングのようにボトム(底)を取る釣りでは非常に優位性があります。
デメリットは、価格が高いことです。
準備するものは?
準備物は餌釣りのように多くはありません。ロッドとリールに関しては今回割愛しますが、タックルボックス(道具箱)には次のものを準備してください。
■ライン(糸):
PE(ピーイー)を使います。大体0.6号から1.0号だと思ってください。自分はタイラバでは0.8号を使うことが多いです。0.8号を最低200m程度巻けておけば十分だと思います。自分は高価なPEは買いません。
もちろん、あらかじめ巻いておきましょう。買うときにリールを一緒に持っていくと巻いてくれるお店もありますよ!
■リーダー:
4〜5号で十分だと思います。下記の商品が最も安い・・かな。リーダーも出船までに組んでおきましょう。船によっては4〜5ヒロほど必要な場合もあります。(1ヒロ=両手を左右に広げたときの指の先端から反対の指の先端まで)
リーダーやPEが切れたときに、さっとリーダーを組むことができる「フラッシュリーダー」があると安心です。FGノット(PEとリーダーの結束)に自身がない初心者の方でも簡単に結ぶことができます。
■ルアー:
さきほどご紹介した画像にある「ヘッド」と「針・ネクタイ・スカート」を準備します。タイラバは直結なのでスナップは不要です。
ネクタイやスカートはそんなに高くないので、赤金系をメインに何色か持っておくと安心です。
ヘッドは高価なので、鉛をメインで、TGの100gくらいを忍ばせておくとよいかもしれませんね。(水深にもよりますが、水深50m程度までなら一番汎用性が高いのが80〜100g、水深100m程度までなら150〜180gのTGがひとつはほしいところです。)
中間が好きな方はメジャークラフトから出ている「鯛乃実TGハイブリッド」がおすすめです。TGの良さも兼ね備えつつ、値段が安い!
自分が愛用しているタイラバ「ビンビンスイッチ」の記事は ↓こちら↓
反則級に釣れます。
■プライヤー(なければハサミ)
■クーラーボックス
タイラバであればそこまで大型のものである必要はなく、自宅にあるものやキャンプ用のもので構いません。カサゴやハタ系の根魚も比較的よく釣れるため、ある程度入るものがいいと思います。ただ、不意の大物もありますけどね。
■酔い止め
人によってはこれが一番大切かもしれませんね。もちろん自分は事前に飲みますが、追加で持っておくと安心感からか、酔いません。携行するのは水なしで飲めるタイプのものをおすすめします。
最強の酔い止めは「アネロン」です。これ飲んで酔ったことがないですが、最低でも30〜1時間前には飲みましょう。効果が出る前に酔ってしまうことがあります。
(個人的には1時間前です。)
いざ出船!使うタイラバは?
いざ出船したら船長の合図でタイラバを落とし込みます。タイラバでは風下・潮下へ船が流れているので、風の強さや潮の速さによっては糸が斜めになるかと思いますが、それで正解です。船の下へ糸が入っていくようなら向きを変えてください。
タイラバはボトム(底)まで沈めないと絶対に釣れません。「水深の2倍=ヘッドの重さ」程度に考えておくといいかなと思います。潮の速さとかにもよるんですけどね、大体自分はこんな感じでやっていますね。
周りの人が釣れたら、その人が使っているネクタイやスカートのカラーを真似てみるといいと思います。「当たりカラー」ってやつですね。
ルアーアクションは「等速に巻くだけ」
タイラバは難しいアクションはありません。「底まで落とす」→「すぐに等速巻き上げを開始」です。最初は難しいかもしれませんが、底まで落としたあと、すぐに巻かないと見切られてしまいます。
竿先を見ながら、テンションがふっと緩んだときが着底の合図です。すぐに巻き始めてください。カウンター付きのリールならよりわかりやすいと思います。
巻く速さは色々変えてみてください。でも、一旦巻き上げたら、次に落とすまでは等速です。
船長が「●●メートルまで巻いて〜」ってアナウンスしてくれる場合もあります。その場合は指示に従ってください。カウンター付きのリールなら大丈夫ですが、カウンターがない場合は、ラインの色で判断します。(10m単位で色が変わる)
鯛の当たりは「コンコン」といった小さなバイトから始まることもあれば「ゴン!」って一気にくることもあります。「コンコン」のときは巻き上げのときでネクタイやスカートを喰っているだけなので、そのまま巻き続けてください。
「アワセ」は厳禁です!!←これほんと大事
そのまま巻き続けているとやがて針がかりして大きく反転しようとします。その時は一気に重たくなるので、そこでアワセを入れてしっかりとフッキングしてあげましょう。
自分もまだまだ船の経験はそんなにありません(2022年から)が、1年を通じてジギング、タイラバをやりました。初心者なりに伝えることができることもあるので、今後ともよろしくお願いいたします。
釣りに行ったらまた記事更新します。