こんにちは、釣りスギ★チャンネル★のすぎちゃんです!海の資源が豊かな三重県で生まれ育ち、三重の海をこよなく愛するアングラー(釣人)です。
「ジギングをやってみたいけど何を準備したらいいかわからない」
「メタルジグを買いたいけどフックがついてなくて困る」
こういった釣り初心者の方に背中を押せるような記事を心がけて行きたいと思います!
この記事はこんな人にオススメ!
・メタルジグへのフックの付け方が分からない
・リーダーとメタルジグの接続方法が分からない
・ジギングをしていてフックのトラブルが多い方
ジギングの準備物とか心得はこちらの記事をお読みください。
今回の記事ではジギングで最も大切なフックシステムについて少しだけ書いてみたいと思います。僕自身もまだまだ初心者ですが、メタルジグへのフックの付け方が最初本当に分からなくて苦労しました。少しでも初心者の方のジギングデビューのお役に立てればと思います。
- 売っているメタルジグにはフックが付いていない
- ジギングの仕掛けに必要な接続部品
- 接続部品の使い方
- アシストフックの付け方には少しだけ拘ろう
- メタルジグの性能を最大限発揮できる接続をしよう
- プライヤー選びが大切な理由
売っているメタルジグにはフックが付いていない
最初の頃って、釣具屋さんに行ってこんな疑問がありました。
メタルジグって何で針ついてないの?と。
少なからずそういう疑問を持った方はいらっしゃるかと思います。
ジギングのメタルジグには最初からフックがついて販売されているのをあまり見かけません。理由はその方が効率がいいからです。
フックと言っても魚種に応じたもの、サイズ、アシスト(前)からリア(後)か。様々な種類があります。
状況に応じて使い分けるので、最初から付いているものがあっても取ってしまいます。
こんな状態で売られていますね。最初ほんとに、どう使えばいいのか戸惑いました。
では、ジギングでメタルジグを使うために必要なフックシステムについて少しだけ触れていこうと思います。
ジギングの仕掛けに必要な接続部品
必要なものは
・スプリットリング
・スイベルまたはソリッドリング
・フック
・メタルジグ
この4点です。あと、これらを接続するためにプライヤーが必要です。
スプリットリング。
バネみたいになっていて、金属が一重の所と二重の所がありますよね。それぞれ、強度が異なるので、2つの強度「●●lb(ポンド)」が書かれています。サイズは#5とか#6と表記されています。
青物ジギングならこれくらいを使います。僕はサイズと強度で商品を選びます。
次にスイベル。
このハイパーシステムベアリング、僕が行く釣具屋でとても推されています。スプリットリングが最初から付いています。10キロの青物でも全く問題なく釣り上げることができます。
続いてフック。青物であればアシストフックだけでOKです。リアをつけるとかかりがよくなるし、サワラのようにジグの真ん中に喰ってくる魚が混ざってくるような状況ですと付けておくほうがフッキングしやすい場合もあります。
しかし、根がかりでロストしやすくなるので僕は付けないことが多いです。上手な方はつけても根がかりせずに全然できるんだと思います・・。
青物を狙うときはサワラや太刀魚が喰ってくることもあるので、ワイヤー入りで強度のあるアシストラインを採用しているフックを購入することをおすすめします。
で、これらを船の上で全て袋から出したりするのが大変なのであらかじめこのようなフックケースを作っておいて使いやすいようにしています。このへんは好みですね。
接続部品の使い方
これらの使い方なんですが、動画もいっぱいアップされているので一度みていただいたらいいと思うんですが、スプリットリングが全て仲介の役目を果たします。専用プライヤーの先にはリングオープナーが付いているので、これを使ってスペースを開けてリングやジグのU字アイを通すことで接続ができます。
こんな感じで、リーダーをスイベルまたはソリッドリングに結束します。
この状態で竿(ロッド)につけておいて、メタルジグだけ交換しながらジギングを行います。フック自体変えたくなったらまた結束はし直しになりますが、この状態でジグだけ交換すればいいので手返しは早いです。
アシストフックの付け方には少しだけ拘ろう
アシストフックの長さはジグの1/3〜1/2ぐらいの長さの位置にフックがくるようにセットします。これは好みや色々奥が深いところなんだと思います。どれが正解というわけではなく、釣れたらそれが正解だと思っています。
付ける位置だけは注意したほうがいいかもしれません。写真のジグのように、左右非対称のジグはフラッシング効果が高くよく釣れるので最近とても多いです。
こうしたジグは当然重い側が下になってフォールします。フックはジグに比べたら当然軽いので、水中では上に位置します。なので、フックがおもて側(薄い方)にくるようにセットすることで自然なフォールになります。
これが逆向きだとエビってしまう(フックがジグを抱いてしまう)状態になって、釣果に影響が出てしまいます。
メタルジグの性能を最大限発揮できる接続をしよう
このように、メタルジグの性能を発揮するためにフックシステムがとても重要で奥が深いことが何となくわかるかと思います。
ジグによってはスイベルの回転がデメリットに働くものもあると思います。自分が使いたいジグにとって一番いい接続部品は何なのか調べてみて自分だけのフックシステムにするもの面白いですね!
最初は難しいかもしれませんが、ある程度練習してたらできるようになります。プライヤーはある程度いいものを選んだほうがいいと思います。
プライヤー選びが大切な理由
プライヤーが大切なのはジギングにおいてメタルジグを交換する道具だからです。リングオープナー付きのプライヤーでないと絶対に苦労します。
また、1点をみつめる作業になるので、船酔いを防ぐためにもスムーズに交換できるようにしておきたいもの。
スプリットリングのサイズは色々ありますが、青物のジギング(ライトジギング〜ジギング)なら#5〜6程度のスプリットリングに対応したプライヤーにしましょう。
大体、大中小の3種類ぐらいしかないと思いますが、使うスプリットリングに対応したプライヤーが理想です。僕はこのシマノの#5〜#11のサイズに対応したプライヤーを使っていますが、とてもグリップが手にフィットしてくれて、メタルジグの交換もスムーズに行うことができます。コスパ最強のプライヤーだと思っています!
道具を揃えて楽しくジギングデビューできることを祈っています。
メタルジグの「TGベイト」本当にオススメです!このジグにフックシステムを準備してジギングに望めば絶対に釣れます。