先日、久しぶりに釣りをしてかわいいフォルムの魚を釣りました。
この子は初心者でも簡単に釣ることができます。
魚の名称は「メバル」です。
かわいい形をしている魚です。簡単に釣れるし、食べても美味しいのです。
メバルは冬〜初春にかけてよく釣れる魚で、常夜灯のある漁港や堤防でもよく見かけます。丸みを帯びていて、眼が大きく張り出していることから、「目張(めばる)」とも言われますし、春をイメージする魚であることから、「目春(めばる)」とも呼ばれます。
メバルは煮付けが代表的な調理法で、まあ・・一番美味しいと思いますが、白身魚ゆえに刺身、天ぷら、アクアパッツァなど、いろんな調理に適しています。
愛嬌のある顔していると思いませんか?大好きな魚のひとつです。
さて、この可愛らしいメバルですが、実は仕掛けがとってもシンプルです。もちろん、いろんな釣り方はあると思いますが、簡単なのはジグヘッドと呼ばれるおもりが一体になった針にピンテールワームを刺しただけの非常にシンプルな仕掛けです。
このときはグロウのジグヘッドに黒色のワームで釣れました。
ジグヘッドは色々な重さがあり、悩みますが、自分もそうですが初心者なら3.0gあたりを選択しておくとよいかと思います。あまり軽いのは風があると重さを感じられなくて、どこに飛んだのかすらわからなくなることがあります。
とってもかわいい眼をしていますね。
ちなみにこの子はサイズ的にも小さい上、お腹が大きかったのでリリースしてあげました。
初心者でもおすすめ!というタイトルにしたので、初心者でも釣れる道具が必要なので、自分が使っているものを紹介します。
すぎちゃんは月下美人シリーズで揃えています。
理由は、かっこいいのにお値打ちだからです。それだけです。ロッドはアジングロッドですが、メバル専用のメバリングロッドというものもあります。
穂先がソリッドティップといって繊細で、メバルだったらそういうタイプのほうがいいと思います。特に、「向こう合わせ」といって、メバルのほうから勝手に針にかかってくれるので、巻いているだけで釣れるというわけです。
リールは2000番を使っていますが、なければ2500でもいいと思います。
ラインは本当はPEが一番いいと思いますが、初心者という前提でナイロンをおすすめします。ナイロンは伸びと張りをあわせもち、ライントラブルが少ないからです。強度のあるフロロカーボンもありますが、これはライントラブルが本当に多いので、あまりおすすめはできません。
ワームです。色は迷いますが、困ったらクリアカラーやグロウのものを買うようにしています。これは本当に日によって当たりカラーとかあるので、お財布に余裕があればいろんな色のものを買っておくといいと思います。
ジグヘッドです。3.0gのものがオススメです。
※うまくなってくると、ジグヘッドにワームをつけただけのいわゆる「ジグ単」だけでは飛距離が出ず、満足行かない!という方もみえるでしょう。そんなときはジグヘッドは軽めにしておいて、別で距離を出すためのフロートリグやキャロといったものをつけるものいいかもしれません。
ちなみに、ワームにガルプ液をつけるとよく釣れるという友人の教えをそのまま信じ・・・てやってみたら釣れました!笑
ガルプをこういうケースに入れて、その中にワームを浸します。
このケースはなんでもいいと思います。100円均一で買いましょう。
最期に、釣り方です。
狙いは夕マヅメから夜にかけて、常夜灯の周りを狙ってみてください。
メバルは夜になると餌を求めて表層付近に浮いてきます。これは常夜灯付近にプランクトンが集まり、それを補食しに来るわけです。しかしメバルは警戒心が強いので、常夜灯の真下にはきません。常夜灯の明暗境界のところで身を隠しながら、明かりに群がるプランクトンを捕食しています。
となれば、簡単です。明暗の堺より遠くにキャストし、表層を巻いてくる。
ただこれだけです。メバルがいたら簡単に釣れますよ!
巻くスピードは色々試してみてください。
何回かやってみて当たりがなければ、別の常夜灯の下で試してみてください。
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